第20号
システム論を問いなおす
−現状の問題にどう応えられるか−
2001年11月1日発行
追悼パネルディスカッション:山口昌哉先生追悼パネル
- 山口昌哉先生略歴および主要業績 1
- 基調報告:システム論と社会「科学」 飯尾要 2
- パネルディスカッション 7
大会テーマ論文:システム論を問いなおす―現状の問題にどう応えられるか―
- 疎外の情報処理システム―批判的検討 赤堀三郎 28
- 情報教育への仮想学習環境の導入 ―オンライン・コミュニティでの「つながりの創発」の観点からの分析― 鈴木直義・青山知靖 36
- 組織という社会システムの可能性 ―選択の帰属の観点から― 高尾義明 44
- 社会的経済と協同組合 ―市場経済システムにおける協同組合のviability― 鈴木純 51
- 「バーチャル・トランスポーテーション」の提言:移動欲求及び観光欲求の一部代替充足方法についての理想化設計 堀内義秀 57
- 環境ビジネスの観点より見た循環型社会の構築 奥田栄 63
シンポジウム:社会経済システム分析のフロンティア
- 問題提起
- システム論には何が欠けていたか 塩沢由典 71
- 社会システム論の現在的課題 徳安彰 75
- 政治学とシステム理論 依田博 78
特別論文:応用社会システム論
- 企業とNPOのコラボレーション ―わが国における新しい展開― 谷本寛治 98
小特集:『社会・経済システム』第19号への批評
- 編集序言 塩沢由典 112
- システム論を問いなおす ―歴史的移行とシステム論 八木紀一郎 113
- システム志向と現実問題 三重野卓 114
- システム論とコミュニティ論 ―新しい黄金律を実現するために― 永安幸正 117
- 現代社会システム論への一視角 ―意味と行為をめぐる断章 大田一廣 122
- 経済学へのエージェントベース・アプローチ導入について 山本秀一 128
- 主体的反省機能を持つシステム論は可能か 自己準拠的システムから反省機能補助システムとしてのインタフェース・エージェントモデルへ 三石博行 132
- システム理論における方法論的個人主義について ―ハイエク的視点から― 板橋亮平 142
- 新しいマクロ目標と価値判断 ―ロウの「手段探求的推論」のからの視点― 谷口和久 144
- 複雑性の根拠を問う ―システム科学国際会議における「複雑性理論」 阿辻茂夫 149
学会だより
- 第18回大会報告 159
- 地域支部研究例会報告 162
- 第20回大会 163
編集委員(50音順)
- 高坂健次(関西学院大学・社会学)
- 阪本靖郎(神戸商科大学・社会システム論)
- 塩沢由典(大阪市立大学・複雑系の理論)
- 津田直則(桃山学院大学・経済学)
- 出口弘(東京工業大学・主体を含む複雑系)
- 徳安彰(法政大学・社会学)
- 日置弘一郎(京都大学・組織論)
- 福田亘(神戸大学・経済システム論)
- 依田博(京都女子大学・政治学)
場所 |
誤 |
正 |
裏表紙 英文目次 Jun SUZUKI 論文論題 |
Social Economy and the Viability of Cooperaties |
Social Economy and the Viability of Cooperatives |