第3号
情報とシステムを問う
―さまざまなパースペクティヴの対立と交流―
1985年11月1日発行
講演
- 霊長類の社会システムの進化 ―共存のための不平等原則と平等原則― 伊谷純一郎 1
研究報告
- 環境システムのフォーマル化され難い情報について 盛岡通 16
- 討論 市橋英世 23
- 脳の解釈過程 津田一郎 25
- 討論 宇敷重広 30
- 情報と意思決定 ―ゲーム論約分析― 鈴木光男・岡田章 32
- 討論 情報と意思決定 ―ゲーム論約分析に対するコメント 山本紀徳 36
- 権力と情報 ―新幹線をめぐる地域紛争の事例から― 船橋晴俊 39
- 討論 地域紛争の分析枠組について― 片桐新自 43
- 高度情報社会における社会意識 ―コンピュータ情報の多様化と格差のもたらすもの― 塩見譲 46
- 討論 情報の「多層化」について 井上俊 50
- 情報化と大衆文化 井上宏 53
- 討論 “情報化と大衆文化”に思う ―演芸放送の夜明け― 熊谷富夫 58
- 情報化社会と労働組合 ―労働システムと関連して― 坂東慧 60
- 討論 宮本良成 66
シンポジウム:情報化はシステムの構造をどう変え得るか)
- 座長 公文俊平 飯尾要
- 問題提起 68
- 磯村隆文 68
- 木下富雄 70
- 鈴木胖 77
- 山口昌哉 79
- 吉田民人 81
- 討論 84
学会だより
- 会員概況 93
- 第3回大会報告 93
- 第4回大会プログラム 95
編集委員(50音順)
- 飯尾要(和歌山大学・経済サイバネティクス)
- 伊賀隆(神戸大学・オペレーションズ・リサーチ)
- 尾上久雄(京都大学・経済政策学)
- 公文俊平(東京大学・社会システム論)
- 塩原勉(大阪大学・社会学)
- 末石冨太郎(大阪大学・環境工学)
- 鈴木光男(東京工業大学・ゲーム理論)
- 山口昌哉(京都大学・応用数学)
- 吉田民人(東京大学・社会学)
正誤情報