社会・経済システム学会 2001.4.1
新年度が始まり、会員諸氏におかれましては研究、教育に励まれる意気込みを新たにされていることと存じます。今年度大会のお知らせを中心にニューズレター・JASESS No.52をお届けいたします。
前号でもお知らせいたしましたように、新しい世紀の最初の大会であるとともに、本学会の節目ともなります第20回の大会は、京都大学において下記の要領で開催されることになりました。
例年にもまして、会員各位の積極的な報告応募ならびに大会参加を宜しくお願い申し上げます。
また第15回大会からは、一般システム論・システム理論に関するセッションが常設されていますので、大会テーマに拘らず奮って報告応募下さい。
社会・経済システム学会は、第20回目の大会を迎える。2001年は、また新しい世紀の最初の年でもある。この記念すべき大会において、われわれは社会・経済をシステムとして研究するという学会の初心にもどりつつも、本学会における20年の蓄積と世界におけるシステム理論・システム研究の発展を踏まえて、次の世紀におけるシステム論を展望・構想することにしたい。
社会・経済をシステムとして研究するという視点は、学問の世界に広く受け入れられるようになったが、その視点が一般化しただけ、それを主題に掲げる本学会は、理論においても、応用においても、一層の深さと先導性と革新性を問われていよう。本学会は、すでに2年にわたり、「システム論を問いなおす」の主題のもとに、システム論のさまざまな様相について討論してきた。それらの積み上げと反省の上に、第20回大会では、21世紀に求められる課題、それに取り組む方法、それらを支える理論について、各自の学問活動の現場から大胆な構想を提起していただきたい。
赤岡 功、井口譲二、石川純治、伊藤真奈美、伊原豊實、江頭進、榎本祥子、刑部昭乃、香川敏幸、肝付くに子、清野万里子、杭田俊之、小坂勝昭、小谷聡、児玉俊介、斎藤謹造、堺伸、佐野敦彦、田中清章、崔俊、長尾紀明、中野昌宏、中村達也、生天目章、新田光重、二宮麻理、庭本佳和、馬場靖雄、船木由喜彦、宮下淳、渡辺義公
ニューズレターNo.51でもお知らせいたしましたように、今年度から関西支部長、関東支部長が交代いたします。新しい関西支部長は日置弘一郎理事(京都大学)、関東支部長は谷本寛治理事(一橋大学)です。両先生、よろしくお願いいたします。
また、長年にわたり、関西支部長をお勤めくださいました塩沢由典先生、関東支部長をお勤めくださいました庄司興吉先生、お疲れ様でした。有難うございました。
ニューズレター次号は第20回大会プログラムと共に8月中旬に発行の予定です。
今年度もよろしくお願いいたします。