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事務局からのお知らせ |
書籍紹介『阪神大震災と西神ニュータウン』本学会会員会員の植野和文先生(兵庫県立大学経済学部応用経済学科)より自著紹介の申し込みがありました。本学会員諸氏にも興味深い内容であると思われますので、以下ご参照ください。 兵庫県立大学の植野和文です。この度、震災10周年を迎えるにあたり、私の所属する「西神ニュータウン研究会」が発足(平成14年)以来の活動の成果として『阪神大震災と西神ニュータウン』を発行しました。これは阪神大震災の記憶を風化させたくない、そして震災復興における西神ニュータウンの様々な関わりを周知させたい、という会員の想いを形にしたものです。本学会員諸氏の研究に少しでも参考になれば幸いです。 内容西神ニュータウンは平成7年1月17日の阪神・淡路大地震ではほとんど被害がなかった。しかしニュータウンは、仮設住宅の建設やその後の復興住宅の建設など、震災復興と多くの関わりをもってきた。被害の大きかった既成市街地ではこれまで様々な角度から調査や研究がなされ、完全ではないもののその全容は概ね明らかにされている。他方、西神ニュータウンのような被災地の周辺部から震災を検証する作業はほとんど行われてこなかった。本書は西神ニュータウンが震災でどのような影響を受け、そして震災復興ではどのような役割を果たしたのかを検証したものである。 この本は学術図書ではない。研究会の会員はボランティアで活躍した人、被災した親族を引き取って同居した人、震災を受けてニュータウンに転居した人、被災しなかった自宅を基地にして復旧に活躍した人など、ほとんどが何らかの形で震災と深く関わった経験を有している。そのため本書は会員が各々の体験や情報を持ち寄り、意見交換しながら事実を確認し、そこから伝えたい情報を取りまとめるという方法を採っている。一般書とは一味違った構成である。 追記本書はA5版179頁に付録「西神ニュータウン・見所30選」が付きます。興味のある方は下記までご連絡ください。
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