--------------------------------------------------------------------
■研究活動における不正行為への対応のガイドライン(お知らせ)
文部科学省は、表題のガイドラインを8月に取りまとめ公表しておりま
す。参考までに、以下のとおり御案内いたします。
昨今、我が国では、研究活動において、データの捏造等の不正行為が
相次いで指摘されるようになってきています。科学研究における不正行為
は、真実の探求を積み重ね、新たな知を創造していく営みである科学の本
質に反するものであると同時に、人々の科学への信頼を揺るがし、科学の
発展を妨げるものであり、本来あってはならないものです。
また、厳しい財政事情にも関わらず、未来への先行投資として、国費に
よる研究費支援の増加が図られている中にあっては、貴重な国費を効果的
に活用する意味でも、研究活動の公正性の確保がより一層強く求められて
います。
これらの状況の下、文部科学省の科学技術・学術審議会では、研究活動
の不正行為に関する特別委員会を設置し、本年3月以降、不正行為が起こ
る背景を考えつつ、国費による競争的資金を活用した研究活動における不
正行為への対応についての検討が進められてきました。
このたび、これに対応するため、資金配分機関や大学等をはじめとする
研究機関が構築すべきシステムやルールに関するガイドラインが、報告書
として取りまとめられましたのでお知らせします。
(本報告書は、以下の文部科学省のホームページに掲載しています。)
※ 文部科学省ホームページURL
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/index.htm
【問い合わせ先】文部科学省 科学技術・学術政策局
政 策 課(Tel:03-6734-4007、Fax:03-6734-4008)
基盤政策課(Tel:03-6734-4021、Fax:03-6734-4022)
Copyright, 1999-2006, The Japan Association for Social and Economic Systems Studies