書籍紹介『連帯と共生――新たな文明への挑戦』
本学会会員の津田直則先生(桃山学院大学)より自著紹介の申し込みがありました。本学会員諸氏にも興味深い内容であると思われますので、出版元からお送りいただいた以下の紹介文をご参照ください。
書籍概要
- 連帯と共生――新たな文明への挑戦(Minerva21世紀ライブラリー)
- 津田直則(つだ・なおのり 桃山学院大学経済学部教授)著
- 328頁
- 本体2800円
- 2014年2月刊
セールスポイント
- イタリア、スペイン、オーストラリアの協同組合や地域通貨、NPO等の非営利セクターや、カナダ、アメリカ、イギリスの従業員所有企業など、欧米の事例を幅広く検討し、日本への処方箋を提示する。
- 日本の非営利セクターや協同組合の現状、筆者自らのまちづくり実践例などをもとに、理論と実践の両面から「連帯」と「協同」とは何かを論じる。
「資本主義の矛盾と危機を克服するために」(発行元ウェブサイトより)
- 非営利セクターが牽引する「連帯社会」を提起するとともに、「共生」の視点から自然と人間の関係を再考する。
- グローバリゼーションが加速する現代世界において、資本主義を支えたシステムが破綻しつつある。今こそ、新たな経済体制と新たな文明を生み出すときである――。本書は、協同組合やNPO等の非営利セクターに焦点を当て、諸外国・日本の先進事例を検討しながら「連帯社会」の構想を提起するとともに、「共生」の視点から自然と人間の関係を再考する。